GarageBand(iOS版)の使い方〜エコー・リバーブの使い方〜

GarageBand

※読むのがめんどくさくてGarageBandの画面だけ見たい人は途中の画面だけ見てください!!

 

こんにちは!りーほーです〜。

 

さてさて、今回も以前の画面の意味を紹介した記事で説明していない部分をご紹介したいと思います。

今回は エコー 、 リバーブ の使い方を紹介します。

歌を録音する人は知っておくと良いですね!それでは行ってみましょう。

エコーとは?

英語で書くとecho です。

日本語でいうと、「やまびこ効果」です。

ディレイ Delay とも呼びますね。「遅れ」という意味です。

発せられた音と同じ音(または原音を加工した音)を、一定条件の速さと回数で繰り返す効果です。

ボーカルに掛けて印象に残すような音にしたり、ギターに掛けて雰囲気を出したり、みたいな使い方ができますね。

リバーブとは

英語で書くと reverb です。

日本語でいうと 残響 です。

例えば、お風呂で歌うと歌が上手くなったような気分になるあの感じ。

あれは自分の声にお風呂場の残響が加わっているからなのですね。

リバーブとは、発せられた音に対して、まるでその音がホールや教会などの残響が大きい場所で鳴っているかのような効果を与えます。

カラオケなんかで歌う時は必ずリバーブが掛かっています。

あとは、皆さんが好きなあの曲もこの曲も、ボーカルはほぼ100%リバーブが掛かっていると思って頂いて良いと思います。

なぜボーカルにリバーブをかけるのか

上でも書いた通り、世の中のいろんな音源に入っているボーカルにはリバーブがかかっている事が多いです。

これはなぜかというとですね、マイクで声を録音する時は、口のすぐ前にマイクを持ってくる訳ですね。つまり、部屋の残響などは集音されず、直接音だけが集音される訳です。

対して、みなさんがライブ会場などでボーカルの声を聴くときはどうでしょう?恐らく会場の響きが加わった音を聴くことになると思います。

「リバーブを掛ける」と聞くと「不自然になる」と思う方もいるかもしれませんが、実はリバーブを掛けることによってむしろ自然になっている訳なんですね。

ということで、GarageBandで歌声を録音する時は、是非リバーブをかけて調整してみてください。

歌声を単独で聴いてみると、少しリバーブを掛けただけで「かかりすぎかな?」と感じることはよくあるのですが、まったくリバーブを掛けないと、声がドライすぎて逆に不自然になったりすることもあります。

歌声のリバーブは、演奏の中に入り込むと自然に聴こえるので、リバーブのかかり具合については是非全体の演奏を聴いてみて判断してみて下さい。

GarageBandのエコー、リバーブの使い方

それでは早速GarageBandでのエコーとリバーブの使い方を見てみましょう。

まずはトラックコントロールボタンをタップ。↓

マスターエフェクト という項目が出てきます。ここでエコーやリバーブの深さを設定可能です。

〉をタップすると、エコーとリバーブそれぞれの種類を選べます。

種類はたくさんあるので、それぞれ選んでみて試してみてください。

リバーブについては、ホールや聖堂やクラブなど、場所で選べるようになってますね。それぞれの場所をイメージしてもらうと、響きのイメージがつきやすいと思います。

エコーは効果的に、リバーブはさりげなく使いたい

とまぁ使い方はこんな感じですね。

エコーは音を繰り返すので、ボーカルに掛けると強く印象に残すような効果を得られます。

ただし、多用しすぎると何を歌っているのか分からなくなってしまうこともあるので、使い所はよく考えた方が良いですね。

かわりに、ギターやキーボードなんかは掛けっぱなしにしてみると不思議な雰囲気になったりするので面白いですね。

ボーカルのリバーブはさりげなく行きましょう。曲全体で聴いてみて、歌声が少しふくよかに聴こえるくらいでちょうど良いと思います。

エコーリバーブマシマシでシューゲイザーっぽく

さて、あんまり強くかけすぎると不自然になってしまいがちなエコーとリバーブですが、あえて深ーくかけるというアプローチもあります。

特にmoon domeをギターに深ーくかけてコードをかき鳴らしたりすると、シューゲイザーっぽい雰囲気が出そうで面白いです。

シューゲイザーをよく知らない方はこちら↓

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

2008年のフジロックのMyBloodyValentainです。

シューゲイザーとは、エコーやリバーブを深ーく掛けてギターをかき鳴らすことで轟音を奏で、全ての音が溶け合ってうねるような音楽性を持ったジャンルです。

GarageBandでも似たようなことが可能なのでやってみましょう。

①テキトーにドラムパターンを打ち込み

②SmartGuitarでHardRockを選び、とりあえずコードモードでテキトーにコードをかき鳴らす(マイナー系のコードだと良いかもです。)

③エコーをマックスまで上げ、Ambient Delayを選択

※あくまで一例なのでなんでもOKです

④リバーブをマックスまで上げ、Moon Domeを選択

これでかなりシューゲイザーっぽい雰囲気が出ると思います。

動画でも作成してみたので、ご参考までにご覧くださいませー。↓

GarageBandでシューゲイザーっぽい曲を作ってみよう!

こんな感じで、是非GarageBandのエコーとリバーブを活用してみてくださいね〜。

これを機にシューゲイザーを掘ってみたくなりました…!

それではまた〜。

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