Dante Audio Network
ダンテオーディオネットワーク
LANケーブル一本で最大512チャンネルの信号をデジタルで送受信できるデジタルオーディオの規格。
オーストラリアのAudinate社が規格化。
標準的なインターネットプロトコルであるTCP/IPに音声を乗せて送受信する規格。
非圧縮かつレイテンシーが低く(システム全体で5 ms 以下)安定性が高いため、この記事を執筆している2019年3月現在プロオーディオの世界では多くの機器において標準化されている。
LANスイッチ(ハブ)を中心に、 スター型接続 または デイジーチェーン接続 で機器同士を接続し、
Dante Controlerで音の流れを設定する。
多くの機材はLANケーブルの挿し口が2つあり、冗長性を確保している。
(片方のLANネットワークがダウンしても、音が切れることなく予備のネットワークに切り替わる。)
今までは、64チャンネル送る場合はケーブルが64本必要だったのが、 Danteの場合は細いLANケーブル一本で済むようになった点はかなりの革新。
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